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陶器の「目止め」について
陶器の「目止め」について
商品の取り扱い
2023.03.15
           


「目止め」は、吸水性のある器や鍋類の素地の隙間をお米や小麦粉などのでんぷん質で埋め、水漏れや料理による染み込みを軽減する方法です。取り扱い説明書で「目止め」をおすすめしているものは、初めてご使用になる前にこちらを行ってください。


※目止め後はしっかり自然乾燥させてください。

※目止め後でも吸水が気になる場合や効果が薄れてきたと感じる場合は、繰り返し目止めをしてください。

※一部商品で撥水加工をしてあるものもありますが、ご使用になるうち効果が薄れてきたと感じられましたら同じように「目止め」をしてください。撥水加工をしてあるものには取り扱い説明書にその旨を明記しています。


[器の目止めの方法]

・目止めする器を入れる鍋を用意し、器を入れ、お米のとぎ汁(または水1.5Lに対して小麦粉100g程度をよく溶かしたもの)を器がかぶるくらい入れます。
※器は伏せずに入れ、複数の器を目止めするときは布巾を挟むなどして、沸騰時に器が動くことによる破損を防いでください。

・これを火にかけ、弱火〜中火で沸騰させた後、器が常にとぎ汁に浸っているように注意しながら、沸き立たせないように弱火で30分〜1時間ほど煮沸します。

・火を止めそのまま冷めるまで放置します。

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[鍋類の目止めの方法]

・目止めをする鍋に8分目ほどの水を入れ、水の1/5程度のお米(炊いたご飯や小麦粉でも代用できます)を加えます。野菜くずを一緒に入れると土の臭みを抜くのに効果があります。

・これを火にかけて沸騰させ、ごく弱火でとろとろのおかゆになるまでゆっくり煮てください。そのとき蓋はしないで吹きこぼれに注意します。


・火を止めそのまま冷めるまで放置します。

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どちらも目止めの後はよく乾燥させてください

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目止めした器は冷めたら器を取り出して手洗いし、乾いた布で拭いてからよく乾燥させます。

鍋は冷めたら中身をあけて手洗いし、乾いた布で拭いてから底を上にしてよく乾燥させます。
※炊いたおかゆには土のアクが出ている場合がありますので、食べないでください。

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