三寒四温を繰り返して春が近づいてきました。

まだ花の少ない時期の庭に咲くクリスマスローズは、春のはじまりを知らせてくれる花。

オクサシリーズのフラワーベースに生けてみました。

ショートとロングは小振りなミニベース。

手轆轤で仕上げたような繊細で小さな口縁は数本の枝でも安定させやすく

開いた花は低めに、ふっくらとベルのようにうつむく蕾は少し長めにするとまとまりました。

クリスマスローズの花びらに見えている部分は実は「がく」なのだそう。

そのため楽しめる期間が長いのだとか。

シャープとフラットは他の形より少し大きめ。シャープは茎を長めにして、白と緑で上品に。

フラットは短めにまとめるとバランスが良さそうです。赤と白でブーケのようにかわいらしく。

側面のエンボス模様も花を引き立ててくれます。

オクサシリーズのフラワーベースは変化に富んだ釉薬の表情が魅力的な、小さな陶器の花瓶です。

庭やお花屋さんの花は勿論、野原で摘んだ草花や、庭木や鉢植えから剪定したひと枝を気軽に生けて、お家の小さな空間に。

寒い中にも春を感じる今日このごろ。

暮しに小さな春を飾って、巡る季節をより近くに感じてみませんか。

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