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うつわであり道具でもある[器すり鉢編]
うつわであり道具でもある[器すり鉢編]
特集
2023.11.09
           

うつわであり道具でもある。じわり便利な今様民具



みんな大好き炊きたてごはん
「全てはおいしいごはんのために!」



今に受け継がれる道具には理がある
シンプルに、ただそれだけを


日々のまかないが一味変わる
これだけは押さえておきたい
必要じゃないけど必要なモノのストーリー。

昔ながらの道具を今様に。


こだわりも魅力もいっぱい詰まったおすすめの逸品。
1回目のご紹介は「器すり鉢」。伝統ある職人技も必見です。
なぜ「すり鉢」だったのか。
今日は語りますよー。「器すり鉢編」スタートです。


器すり鉢


「すり鉢」は素材を潰しながら混ぜるための鉢。
その歴史は古く、鎌倉時代に中国から禅僧によって伝来し、始めは禅寺で使われていたそうです。室町時代に普及しており、当時既に荒い櫛目がついていたとのこと。
用途の大半は味噌。すり鉢で味噌を擦って味噌汁を作ります。今のような細かい櫛目が付いたのは江戸時代だったようです。

ではすり鉢と同時に思い浮かべる「ごま」はいつ頃から食べられていたのでしょう。
その歴史は更に古く、縄文時代末期の遺跡からごまの種子が発見されています。室町時代には普及していたすり鉢。ごま調理の幅も広がったと考えられていますが、現代に馴染みのあるごま和え、ごま豆腐などは、細かい櫛目のすり鉢が誕生した江戸時代頃にできたメニューだそうです。


驚きの時代まで遡りましたね。
もうすこし近い、昭和中期頃までの時代に目を向けてみましょう。家電製品が導入され始め、保存も調理の幅も増えて家庭料理が充実していく時代。すり鉢も味噌をする、胡麻をすること以外にすり身、白和え、とろろと活用の幅も増え、家庭の調理道具として必需品でした。当時、すり鉢のサイズも豊富でした。


片口すり鉢


すり鉢すごすぎる!!
「器すり鉢」を作って頂いた製造元も1794年(寛永6年)創業なのですよ。
岐阜県多治見市高田にて代々技術が受け継がれ、すり鉢やおろし皿を作り続けてきました。産地ならではの炻器質の陶土は、すり鉢の用途である「素材を潰しながら混ぜる」作業に最適。



陶土の個性を生かし、食文化と向き合って極め続けられてきたクシ目。土の粗さとのバランスが絶妙で、唯一無二のすり具合を生み出しています。
このすり鉢で擦るごまの香りといったらたまりません!手放せなくなります。
こんなにも香るのかと。



胡麻和えはもちろん、ごま味噌タレを作ってみたり、色々擦ってオリジナルふりかけを作ってみたり。もうそれだけでごちそう。 あ〜和食って最高♪



うつわであり道具でもある


おっと、美味しいごはん話に突入しそうです。。
お腹が空いてきましたので「器すり鉢編」はここまでです。

それではまた次回お会いしましょう。


日々のまかないが一味変わる
「全てはおいしいごはんのために!」


アイテムの詳しい詳細はそれぞれの商品ページをご覧ください

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